死亡事故で、車のドライバーに逆転無罪

こんにちは、高林です。

 

 先日、ある記事に、裁判で、死亡事故でドライバーに逆転無罪が出たことが載っていました。

 

 兵庫県高砂市で2013年6月、横断歩道を自転車で渡っていた男性をはねて死亡させてしまった事故でした。

 

 ドライバーは、自動車運転過失致死罪(当時)に問われての控訴審判決でしが、大阪高裁は、「自転車側が赤信号で横断した」と認定し、一審を破棄して逆転無罪を言い渡した。

 

 判決の中で、「赤信号で横断した自転車にまで注意を払って運転する義務を課すことはできない」と指摘し、一審の判決を誤りと判断されていました。

 

 交差点においては、道路の利用者は、事故を避ける判断と行動が必要です。万が一、事故が起きると、どちらにも事故を避けれなかった責任が発生すると思います。

 

 ただ、道路を歩いていたり、車を運転したりしていると、信号無視をする自転車や歩行者によく出くわします。本当にびっくりすることがあります。

 

 こちら側が注意していないと、事故をしてもおかしくないようなときがあります。信号無視をした自転車は、それほど危なかったという感じでもありません。

 

 こんなことを繰り返すと、信号を守ることが希薄になり、危険性が増すことになると思います。多くの方は信号を守っているかと思いますが、今一度、信号の大切さを見直してほしいものです。

 

 (高林一夫)

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