こんにちは、高林です。
先日、新聞やテレビニュースで流れていたことですが、会計検査院の高速道路や自動車専用道路などでの事故の発生による損失を金額でまとめていたことを発表していました。
2車線の道路をポールなどで区切っているだけ区間についてでした。このような場所が、ちなみに自動車専用道路を含んで高速道路の中で、約7割を占めているとのことです。
私が使用する高速道路でも2車線の場所があります。対向車がこちら側に寄って来て、少しひやっとした経験はありましたが、全国でこれだけの場所があるとは思いませんでした。
検査院は、このような場所での事故によって、損失が巨額であるとの報告を出していました。車が車線をはみ出し、正面衝突の事故が起き、その結果、人身事故に至っていることが相次いでいるとのことです。
過去10年でみると、事故の損失額が300億円を超えてしまうとのことです。また、2車線の道路であるため、速度規制がかかり80km/h出せる高速道路と比較すると、その移動にかかる損失もあり、1年間で175億にも上ると発表されていました。
2車線の高速道路を作ってきた過去の経緯があると思います。特に安全性は高めてほしいです。現実に、正面衝突の事故が起きています。このような事故は、死亡事故に至る可能性が高いです。
個人的にも過去に危険な思いをしたことがあります。経済的な損失に目を向けることも大切ですが、コンクリートの壁などで中央分離帯を作るなどの対策を立ててほしいと思います。
(高林一夫)