こんにちは、高林です。
秋も深まり、かなり涼しくなってきました。暑さは楽になりましたが、秋雨前線や台風があることで、雨の日もそこそこ続きます。特に台風が接近し、上陸した日は大変です。
その台風も時には、とても巨大で猛威を振るって、甚大な被害をもたらすケースがあります。強い風で建物を壊したり、豪雨で水害が起きたりしています。
9月にはかなり大きな台風がありました。いわゆるスーパー台風といわれていました。
日本には上陸しませんでしたが、台湾などに大きな被害をもたらしました。ただ、このような大きさの台風は、いままで日本に来たことがなかったようです。
ちなみに、日本の場合の大きさの表現の区分は、風の強さの風速で分けています。4段階あって、弱い順に、「台風」「強い台風」「非常に強い台風」「猛烈な台風」になっています。
この中で持っても激しい台風の「猛烈な台風」は、風速が54m/s以上ですが、9月の台風は風速が70m/s以上ありました。今までの日本では、70 m/sを超える台風を経験したことがないとのことです。
しかし、いずれは日本を襲う可能性があります。過去の区分では対応できなってくるのではないでしょうか。変化する自然環境に合わせるように、区分の修正が必要になってきています。
話は変わりますが、SSD研究所も毎年多くのドライバーの研修を行っています。これらの方々の運転の区分についても、数回に分けて修正を行ってきました。
状況によっては、新しい区分を作ったり、レベル間の内容を修正したりする必要があります。研修は、まずは診断技術を上げて、結果の精度を上げないと効果がないと考えるからです。
台風の大きさの表現は、誰が聞いても容易に想像できるものとなり、非常にわかりやすいと思います。弊社の区分についても同じ目標で作っていきたいと思います。
(高林一夫)