こんにちは、高林です。
先日の新聞に、昨年(平成29年)1年間の交通事故死亡者数が発表されていました。その数が過去最少で、68年ぶりの記録更新がありました。
平成29年は、3,694人でした。前年より210人少ない結果とのことでした。ちなみにこの統計は、昭和23年からとのことです。
その記録を取り始めて、最少の数で記録更新となりました。過去最多は、16,765人でしたので、減少は半数ではなく、5分の1まで少なくなりました。
ただし、この数字の中では、高齢者の関わる事故は依然と多いとのことです。死亡者数の内、65歳以上の高齢者は減少はしているものの、全体から見ると、その占める割合は約55%でそうです。
これらの数字で、私自身が驚いたことは、飲酒による死亡事故がまだ発生している現場でした。具体的には201件あったようです。この数字も昨年より約6%減少していますが、まだこのような事故が起きていることに驚いきました。
あれだけ、飲酒は絶対にしてはいけないとされているのに、まだ飲酒運転をするドライバーがいるということです。
年末年始は、酒を飲む機会が多いと言われますが、それはいいわけであって、どんな理由があっても、どんな時期であっても許されることはではありません。
決して、安易な気持ちで飲酒運転をしないようにして欲しいです。警察や企業、交通に関わる方々の努力の結果で、今回の結果が出たと思いますが、ドライバー本人ももっと厳しく運転に向き合う必要があると考えます。
(高林一夫)