こんにちは、高林です。
先日、新聞などに載っていましたが、携帯電話などを注視したり、操作したりしながら運転することに対し厳罰化する方針とありました。
道路交通法の改正で罰則を強化する方針とのことです。「ながら運転は」非常に危険な行為ですので当然です。
具体的には、携帯電話を操作しながらであれば、現行が5万円以下の罰金であったものが、6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金となります。
また、「ながら運転」で交通の危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。これらのことを通常国会に提出する予定だそうです。
SSD研究所では依頼を受けて、多くの企業の事故分析をします。その中でもドライバーが事故に至った理由を深くみて行くと、「ながら運転」が影響しているケースがあります。
全体の約6割強が「ながら運転」があったというものです。典型的に、“携帯を見ながら”とういものがありますが、それ以外には、“書類を見ながら”とか、“ナビを見ながら”といったものがありました。
人間は、二つのことは同時にできません。そのことを十分に理解していなければなりません。ところが、普段何気なくする生活や運転の中で、ついやってしまうのです。
事故防止のため、法律の改正は時代とともに変化して行くことは大切です。しかし、ドライバー自身へのしっかりとした教育や指導が必要だと思います。
弊社SSD研究所では、どのような指導や教育が有効かを模索しながら、少しでも効果が上がるようにしていきます。
(高林一夫)