こんにちは、野村です。
今回は、「思い込み」について書きます。
皆さんもご存知のように、交通事故の原因の多くは、危険の発見遅れや見落としといった認知ミスです。
事故再発防止研修を実施していて、その原因を受講者の方に伺うと、よくそのケースを聞きます。
前車の減速に気づくのが遅れて追突をしたとか、駐車スペースから出るときにポールがあることに気づかず接触した、などと認知ミスを言われます。
ただ、それらの認知ミスの背景や引き金に、「思い込み」があることが多いです。
前車がそのまま進むだろう、もしくは止まるとは思いもしなかった、ポールがあるとは思わなかった、という心の働きです。
この「思い込み」について(事故ではないのですが)、先日こんな話を聞きました。
ワタシは、楽しみというか趣味というか、ときどきカーディーラーに行きます。内外を問わず、新車が出たり、気になるクルマがあったりすると試乗させてもらいます。
「乗せてくださいね。」とセールスの方に声をかけます。「買わないけれど興味があるので。」と、ド厚かましいことを言って。(忙しいのにゴメンナサイ。) 次回に続きます。
(野村幸一)