キスアンドライドでも注意してください

 こんにちは、高林です。

 

 私が通勤で、いつも利用している駅はそれほど大きくありませんが、タクシーやバスの乗り場があります。そのため小さめですが、ちょっとした広さがあります。 

 

 ですから、頻繁に人や車、自転車が行き交っています。家族や知り合いの人を駅まで送ったり、または迎えに来たりしている車も多くあります。いわゆるキスアンドライドという風景をみます。

 

 朝の出勤時間帯や夕方の帰宅時間帯は、家族の送迎のためマイカーも加わり、より混雑した状況になります。特に、雨などが降っていると、普段は送り迎えしない人であっても、そういうときは車での送り迎えをしています。

 

 家族や知り合いの人の送迎については、それぞれが事情があるでしょうから、別に何も問題ありません。少しでも駅を利用する人のためにすることですから。

 

 ただ、その送迎をする際に、当然車を止めます。その止めようとするときと、止める場所が問題だといつも思います。私のように、どんな時でも徒歩で駅へ行く人間にとっては、危険だと感じる時が多くあります。

 

 具体的には、やってきた車は、同乗者の下車のため、車を止めようとする場所を探します。その時に、目の前に歩行者が車の直前を横切っていても平気で動き出すのです。私自身も何回かヒヤッとしたことがあります。

 

 また、止める場所も問題です。バスやタクシーの乗降場所に止めることが多くあり、バス停に止まるため、バスが動けずに迷惑をしている場面を見ます。タクシーに対しても同じような状況になる場合があります。

 

 そして、何よりも止める場所に、ドライバーが注意を向きすぎて、歩行者が通るべき場所(歩道など)に平気で止めるのです。歩行者の通行の邪魔をしてしまっているのです。

 

 ドライバーは、送迎で短時間なので、多少は構わないと思っているかもしれません。ですが、その行っている行動が、とても危険であることをしっかりと認識しなければなりません。

 

 家族や知り合いの人のための送迎は、悪いことだと思いません。それらの人への配慮や親切心だといえます。しかし、まったく関係ない人に対しても配慮をかけないようにすることです。

 

 私の知っている限りでは、歩行者が気を使って事故のないようににしていますが、大きな事故に至らないように、ドライバー自身が注意し、安全なキスアンドライドを考えてほしいです。

 

(高林一夫)

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