こんにちは、野村です。
だろう運転とは、思い込みや（思考の）視野の狭さに影響を受けると考えます。
先月、ノーベル賞を受賞された本庶さんの記者会見について、このブログへ書きました。
教科書に書いてあることを信じない、常に疑いを持つ、自分で納得する等の言葉です。
しかしこれは注意しないと間違った逆の捉え方をすることになります。
過去の事件や事態に関わった加害者の手記の反省の弁を読むと、「人の言うことを鵜呑みにしてはいけない。しかし、頭から否定してはいけない。」とありました。
ある政治家、専門家などの遠い存在から、教師や身近な人の言うことを、あの人が言っているから正しい、間違うはずはないと思う事。逆に集団から個人に至るまで、その人たちの言うことは必ず間違いであるという事などです。
正しく物事を捉えるには、自分の考えや意見に歪みや偏りがないか、矛盾や間違いはないかと考えるべきです。自分は絶対に正しいと考えることは間違いである、疑うべきは自分である、それが認識や判断を正しく行うための大前提だとワタシは考えます。
自分の意見を反証することが、間違いの確率を下げます。当然交通安全にも有効です。
（野村幸一）