こんにちは、野村です。 前回の続きです。
知り合いの男性は、就活でコミュニケーション能力が低いと言われました(大昔の話です)。
この話を聞いたとき、ワタシは「そうかなぁ?」と思いました。何故なら彼は快活によく話す人だからです。
でもコミュニケーションについて理解していくうち、人事部長の判断が間違いでなかったと分かってきました。
コミュニケーションとは単に言葉多く話すことではないのです。人の言葉をよく聞いて正確に理解し、それを基に適切な量や順番で相手に返すことだからです。
先入観を持って話を聞いたり内容を決めつけたり早飲み込みしたりするのはコミュニケーション能力が低いのです。自分の話を披露するだけの人、一方的な考えを持つ人はコミュニケーションができていないのです。
素直に他人の話に耳を傾けること、内容を的確に理解すること、順序立てて必要な情報を提供すること、これらができるのがコミュニケーション能力が高いということなのです。
さて運転は、公共の場で知らない人同士がスピードの速いクルマという道具を使用するものです。
相手が何をしたいのか、どのような動きをしそうかしたいのかなどを読み取る必要があります。また自分の意思を正確に伝えることが大切です。
顔を合わせたり声を聞いたりする場以上にコミュニケーション能力が求められます。
(野村幸一)