こんにちは、野村です。
国内初となる公道での自動運転が5月21日福井県永平寺町で始まりました。
ドライバーの代わりにセンサーやカメラで情報を集めてすべての運転操作を自動で行います。
車両は7人乗りの電気自動車で、廃線跡の遊歩道6キロのうち2キロの区間を最大時速12キロで走ります。
自動運転については、レベル1からレベル5までがあります。
レベル1は運転支援、レベル2は部分運転自動化、レベル3は条件付き運転自動化、レベル4は高度運転自動化、レベル5が完全運転自動化です。
レベル2まではドライバーがシステムを常に監督する必要があり自動運転の主体は「人」となります。レベル3以上は主体が車になります。走行領域はレベル4までが限定的で、レベル5は限定がありません。
2023年4月1日に改正道路交通法が施行され自動運転レベル4の公道走行が解禁され、今回の永平寺町の場合は区間が限定されておりレベル4にあたります。
政府は2025年ごろまでに全国50カ所での実現を目指しています。
車はどんどん進化しています。自動運転が事故減少につながれば良いことです。そして私達の物の捉え方や考え方も柔軟に変化しないといけませんね。
(野村幸一)