新入社員研修の柱

安全運転 事故防止 新入社員研修

 野村です。今日は、弊社が考える新入社員対象の運転研修の柱についてお話したいと思います。

 われわれは、研修の実施にあたっては、“何をするのか”ではなく、“何のためにするのか”を深掘りすることが重要と考えています。

 前回のブログで、「新入社員の方は大変だ」と書きました。
 そんな大変な新入社員の方々に、安全に事故なく運転していただくにはどのような運転研修をすればよいか。
 弊社では、色々なことをやってきました。悩みながらやり方を、何度も構築し直してきました。

 「これをした方がよいのでは」、「これも必要では」、と項目が増えていきました。確かに、安全のためには、多くのことがあります。知らないより知っておいた方がよい、やらないよりやったほうがよい、そんなことが沢山あります。

 しかしながら、OJTと弊社などの社外研修では、おのずから費やす時間が違ってきます。限られた時間の中で効果をあげるには、優先順位をつけて、有効な施策を打つべきです。
 また、項目を増やすほど、見栄えはよいのですが、印象が薄れ、定着化も図り難いといえますので、できるだけ単純化することと絞り込むことが大切です。

 弊社が考え方の柱としているのは、「新入社員研修は、事故予防研修である」ということです。これをしたほうが安全というのではなく、これをすれば事故を防げるという視点です。

 あくまで、「事故を予防するには何が有効か」を課題に、新入社員研修の実施をさせていただいております。

 まだまだ力不足ではありますが、今後も、効果をあげるために、改善を続けてまいります。

(野村幸一)

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