野村です。
まだまだ残暑が厳しいですが、皆さんお疲れではありませんか?
さて、今日は「プロ」についてお話したいと思います。「プロ」ってなに?と考えたとき、思い出すことがあります。高校生のときに同じスポーツをしていた、他校のふたつ上の先輩方のことです。
ちょっとやんちゃでヤンキー、スポーツ大会には長い学ランを着てやって来ていました。それでもなかなかの腕前で、大阪大会ではいつも上位に入っていました。
先輩は卒業後、数年してから漫才でテレビに出るようになりました。漫才でも頭角を現し、トップクラスの活躍をするようになっていました。できる人は何でもできるものですね。
そんなある日、八尾自動車教習所の代表取締役にこう言われました。
「先日、ライオンズクラブの会合に、◯◯さんというお笑い芸人を呼んで話をしてもらったんだ。非常に素晴らしかったよ」◯◯さんとは、私の先輩のことでした。
それからしばらくして、その先輩に偶然、スポーツ施設で会いました。そこで私は、「ライオンズクラブでの先輩の話がよかったと聞きましたよ!」と言ったのです。
すると、先輩は面白くなさそうな顔をして、「あっそ・・」とつれない返事を返しました。私は喜んでくれるかなと思ったのですが、「あれ?」と拍子抜けしました。
よく考えれば、お笑い芸人という話のプロに、話がよかったというのは、失礼なことでした。きっと、「つまらないことを言うな!」と、怒っていたのでしょう。話がよくて、素晴らしくて当たり前ということですね。プロのプライドの高さを感じました。
我々SSD研究所も負けずに、高いレベルの安全運転研修のプロを目指して、努力していきます。
(野村幸一)