自分を見る

 春を感じさせる暖かい日と、厳しい寒さの日が交互に繰り返される時期となりましたが、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか

 さて、今回は、「自分をみる」ことについてのお話です。みるという言葉は、どの漢字をかけば良いかわからないので、あえて「ひらがな」とさせて頂きました。

 ところで皆様は、お酒はお好きでしょうか、私は大好きです。ほとんど毎晩、晩酌しています。

 ほろ酔い気分になることで、その日の出来事に区切りをつけ、明日も頑張ろうと気持ちに切り換えることができるからです。その日の出来事に応じて、飲む量が変わりますが、酔ってくだをまくことはありません。相手がおりませんので…

 以前の上司は、晩酌をしない方でした。その理由は、お酒を飲んで、ほろ酔い気分になることを嫌っていたからです。いい気分になるのは、本人だけで、第三者から見れば、日常の自分自身の精神が崩壊しているだけだと考えておられたからです。

 但し、忘年会などの酒席では、皆と積極的に、お酒を酌み交わし、楽しく盛り上がっておられました。単にお酒が嫌いということではなく、私みたいに感情に流されず、何のために飲むのか、飲んだときにどうなれば良いかを冷静に判断しておられたと解釈しております。上司に比べると私は、「自分の飲み方は、自分都合だなぁ」「自分に甘いなぁ」とこのブログを書きながら、改めて自分をみることができました。ありがとうございます。

 先日の研修で、「自分の運転は危険かもしれないが、いままで事故を起こしていないから、この先も事故は起こさない大丈夫」と言い切る方がおられました。
 また、一方では、自分はせっかちなので、運転に慣れると事故をするかも知れないと思っておられる方がおられました。自分をみる方法は、千差万別にありますが、できれば、一歩引いて、第三者の立場で自分をみて頂きたいなぁと思いました。

 自分を冷静にみてるつもりでも、実は、自分を甘やかしている平野でした。

(平野 勝寛)

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