こんにちは、高林です。
前回は、二輪車の研修について書かせて頂きました。今回は、その他の研修について書かせて頂きます。
最近、企業様のご要望を頂戴する中で、増えつつあるのが、マネージャーの方など、社内で安全運転を指導管理される方の研修です。
運転者が事故のならないようにするためには、ご本人の姿勢や努力が必要です。但し、業務の中で、安全を確保するためには、業務の影響を強く受けることがあります。
したがって、安全確保を実行するためのサポートが必要です。この関係がうまくいかないと、事故防止、事故の減少に効果がないからです。
マネージャーの方々の安全に対する姿勢が、企業組織としての安全の風土を形成し、効果が出てきます。そこで、これらの方々に対する研修も増えつつあると思われます。
どのような内容にするかは、ご担当者から社内の安全指導の実態などをお伺いし、決めさせて頂いています。
対象者の方々の業務の時間の忙しさから、座学を行うことが多いです。その中で、安全運転の指導者が、どれだけ重要な役割を担っているかを説明します。この話をすると、ほとんどの方は、よく理解されています。
しかし、本来業務があるため、実行に移せないところが実情です。また、安全管理、安全指導というと、何か難しいことをするのではないかと感じている方もおられます。
社内で、しかも本来業務の中で行うことができることもあります。簡単なことからコツコツと活動して頂くことが最も大切と考えます。一つの例を挙げますと「安全運転しているか」と部下の方への声かけをして頂くだけでもいいと思います。
簡単なことから、当たり前のことからやってみようという気持ちになって頂くことが重要です。SSD研究所の安全管理・指導者研修では、企業様の実情にあわせ、管理指導する内容を考えて実施させて頂いています。
(高林一夫)