こんにちは、高林です。
SSD研究所では、年間に約7,000名様の運転研修を、全国の自動車学校で実施させていただいています。内容は、このホームページでも紹介させていただいております対象者別の研修です。
研修を受講していただく回数は、1回(1日)の研修が多く占めますが、研修の内容や対象者に応じて数回の研修をご受講していただくケースがあります。この日程の間隔は、研修の目的や、業務のご都合に応じて行っています。
数回の研修をご受講していただくケースでは、連日でのご受講があったり、1週間後や1ヶ月後であったりします。場合によっては、1年後とさまざまです(先日のブログで少し書かせていただいています)。
いろいろな制約やご要望がある中で数回の研修を行っています。その中で感じることは、当然ですが、受講回数が多くなっていくと、受講者の方の運転方法が大きく変化し、定着が図れていくという点です。数回受講されることで、どのように車を運転すればいいかを把握し、正しい運転を実践されます。
ある企業様では、1年に1回の研修を行っています。同じ社員の方が何年も続けてご受講されます。初めて運転研修をご受講されるという方が、2年目、3年目とご受講されていくと、最初は、我流の悪い癖があり、危険な運転をされていても、正しい運転方法を実行されるようになっていきます。
一度研修をご受講されて、その後に単独で業務の運転をされます。その間、ご自身の課題を見つめ直します。研修でのアドバイスを踏まえ運転する、その後に再度チェックされてアドバイスを受けるといった流れで、安全運転に大切なことをご自身のものとされていると思います。
いろいろな制約がありますが、研修は、継続して行うことでドライバーの安全度が高まると考えます。徐々にではありますが、そのような継続の研修を進めて行きたいと思っています。
(高林一夫)