こんにちは、高林です。
先日、ある企業様の研修で出張に行ってきました。研修の当日に大阪から移動しても、研修の開始時間に間に合わないため、出張は前泊でした。大阪から電車を乗り継いで、前日の夕方に、現地へ到着しました。
到着後、夕食をとろうと駅前周辺を少し歩いてみました。開いているお店が少なくて、探すのにやや苦労しました。なんとか食堂があったので、そこで夕食をとりました。そのときのことですが、駅前周辺を歩いているときに、路面電車が走っていきました。
今では路面電車が少なくなっています。しかし、大阪でも一部分は路面電車が走行しているところがあります。全国の主要な都市でもまだまだ活躍しています。環境問題もあり、現在は少し見直しされているということを聞いたことがあり、路面電車の導入を検討している都市もあるようです。
私が見たその都市の路面電車は、やや大きめの車両でした。歩道から見ても「大きいな」「少し怖いな」と感じたぐらいです(車から見たら、感じ方も違ったかもしれません)。
こんな路面電車と接触をしたら、大きな事故になるだろうと思いました。鉄の塊の大きなものです。車はひとたまりもありません。電車との事故は、最近では、兵庫県の山陽電車の踏切で事故がありました。どのような電車でも車との接触事故は避けたいものです。
また、ある企業様での事故で、路面電車との接触事故あったことを思い出しました。その事故は、右折をしようと右に寄せて行った際に、後方から接近してきた路面電車との接触でした。幸いにして大きな事故には至りませんでした。
あの大きな路面電車が死角に入っていたのか、ドライバーが確認せずにハンドルを切ったことが事故の要因だったと思います。
運転する際の確認方法も大切ですが、それに加えて、路面電車の黄色信号の意味や線路の横切り方など、その地域の状況を踏まえて、運転にあたってほしいと思います。
特に、運転経験を積まれた方ほど、法規を忘れがちです。路面電車との遭遇は特殊なケースと思われるかもしれませんが、事故防止のために、少しでも知識を増やしたり、見直したりしてほしいと思います。
(高林一夫)