こんにちは、平野です。
今日は、自転車の都合というテーマで書かせて頂きます。
私は、電車通勤をしています。自宅から駅までは、徒歩で約15分の道のりです。駅までの間、数台の自転車が私の横を追い抜いて行きます。
その際、歩道を歩いていても、私の横すれすれを、速い速度で抜いていくときがあります。後ろから近づいて来る自転車に気づくことはできません。追い抜きざまに、初めて気づいて、びっくりさせられることがあります。
学生さんが乗る自転車、社会人が乗っている自転車、それぞれに驚かされるときがあります。時には、腹が立ち、追いかけて、どやしつけたくなるときがあります。しかし実際は、あっという間に走り去って行くので間に合いません。不愉快な気持ちを抱きながら、駅へ向かいます。
出勤時の時間に余裕がないようなときは、ついつい早く到着したいという気持ちになり、自分都合の勝手で危険な追い抜きの方法になっているような気がします。
事故を起こされた方を対象にした、研修を担当させて頂くときも、「急いでいた」「早く到着したいので、普段の確認を少なくした」、「多分大丈夫だろうと思った」と言われる方が多くおられます。
急ぐ必要があるときも多いと思います。しかし、急いでいるので自分都合の判断が許されるわけではありません。
急ぎの感情は、本当にやっかいですが、急ぐ時ほど、自分自身の確認や判断に問題がないかのチェックや、意識して確認範囲や回数を2倍にする努力が必要ではないでしょうか?
まずは、自分自身から、取り組んで行こうと思いました。
(平野 勝寛)