SSD研究所発足の背景

 こんにちは、平野です。

 

 今回は、SSD研究所が発足した背景について書かせて頂きます。弊社は、1986年八尾自動車教習所内に、企業向けの研修実施部門として「交通科学研究室」としてスタートしました。


 当時は、お客様への営業活動をしなくても、常に多くのお客様のご入所がありました。日々の教習業務に忙しく、教習所自体に活気もありました。

 

 経営は、教習業務だけで十分に経営が成り立っていました。教習以外のことに手を出し、教習の効率が落ちるのではとの反対意見も多くあったそうです。


 しかし、代表取締役は、教習所を運転免許証を取るための場所だけでなく、運転免許証を取ってから、事故なく運転して頂くことに貢献できる企業に変えたいという強い想いがありました。

 

 社会から交通事故を撲滅できるのは、自動車教習所(自動車学校)だけだとの考えもありました。このような想いが、少しずつですが従業員に影響を与え、「交通科学研究室」に関心を持つ人が出てきました。

 

 我々は、誰も取り組んだことのない、新しい何かに挑戦できることに喜びを感じました。今までの業務で蓄積したことを、多くの企業のドライバーの役に立てるかも知れないと考えました。自分自身の仕事に誇りを少しずつ持つことができるようになりました。

 

 交通科学研究室として、スタートから約30年が経ち、その当時のことを振り返れば教習所の社会的な価値を高めるという“志”から始まったことを思い出します。

 

 弊社は、この“志”を引き継ぎ、更なる貢献を通じ、“アクシデント・フリー”な交通社会の実現を目指します。

 

                                   (平野 勝寛)

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