合図について再確認-2

こんにちは、平野です。

 

 前回の続きです。わたしは、その時、先を急いでいたわけではありません。しかし、もし自分が交差点の先頭で止まっており、その交差点を右折するのであれば、どうしただろうか?と考えたとき、上記のような、発進時に右折の合図を出すことはしないだろうと思うのです。

 

 自分のせいで、後続車が驚いたり、戸惑ったりすることになるからです。事前に、合図を出しておけば、後続車は右折待ちの車両を左にかわすこともできるからです。

 

 たかが合図ですが、お互いが、交通法規に則り、正しいタイミングで出すことで、他の交通に自分が次に起こす行動を確実に伝えることができます。そのことで、他車(者)が、次にどのような対応をすれば良いかを早い段階で、迷わずに正しく判断することができます。

 

 周囲の交通を困惑させたり、迷惑をかけないで、気持ちよく運転できるのではないでしょうか?それだけでなく、合図を通じて、お互いに、相手を尊重する優しい気持ちを伝え合うこともできるのではないでしょうか?

 

 逆に、周囲の交通に注意や配慮をせず、自分さえ良ければそれで良いと考えて運転していると、お互いにコミュニケーションが不足し、事故に発展する可能性が高くなったり、余計な事故に巻き込まれてしまったりする可能性が高くなるのではないでしょうか?

 

 合図は、曲がる事だけでなく、右左折のための減速も予告することができる唯一の手段です。交通法規に則った方法で、合図を出せば、他車(者)とコミュニケーションを取り、お互いに、事故を起こさず、気持ちよく運転できるようになると思います。

 

 但し、それは、知識としてではなく、個々のドライバー皆様の行動として、実践し、定着化していなければ意味がないと考えております。

 

 今後、運転する機会があれば、少しだけ、合図を出す際に、本当に自分の意図が、他の交通に伝わったかを気にかけながら運転することをご提案させて頂きます。

 

 そんなことは、既に実践しているという方のおられると思いますが、もし、合図を出すタイミンについて、あまり深く考えずに運転しているかも知れ無いと感じられた方につきましては、今後は、この点について、冷静に見て頂けないでしょうか?

 

 ドライバー同士が、少しの努力で、安全に気持ち良く、運転できる道路環境を作り上げていけたらと考えております。
                                                    

  (平野 勝寛)

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