道路交通法の改正について-2

 こんにちは、平野です。

 

 前回の続きです。

 

 前回あげました事故の背景には、交通ルールを無視し、いつ事故を起こしても不思議ではない、危険な運転を日常的に繰り返していた可能性があるのではないでしょうか?

 また、危険に対する感覚が麻痺し、危険を顧みない、無謀な運転をするようになっていたことも推測できるのではないでしょうか?


 もし、どこかで自分の運転は本当に大丈夫?とか、誰かに迷惑をかけたり、怖い思いをさせてないか?等を意識し、改善するべき点に気付いていれば、悲惨な事故は起きなかったかも知れません。


 仲間同士で、普段の自転車の乗り方について、少し立ち止まって考えて見たり、他人の乗り方を観察し、気付いた点を出し合ったりしたりすることが、事故防止の上で大切だと思います。


 事故防止は、操作技術も必要ですが、それだけでなく、自分の行動が相手にどのような印象を与えるのかを意識し、その中から適切な行動を選んで実践したり、自分都合の判断に陥らず、相手の立場に立つ優しさを維持し、行動で示すことが基本だといえます。


 ご紹介した法改正は、自分の危険だけでなく、周囲の歩行者や車に対しても危険を及ぼす、運転者に対して、厳しく処分する法律だと思います。

 

 普段の運転について、改善するべき点を自覚し、不要な事故を起こさずに、その道路にたまたま居合わせた人達が、お互いに気持ちよく道路を行き交えるようになればと考えます。


 また、弊社も事故防止に効果的な安全研修内容の開発に努力します。

 

(平野 勝寛)

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