バックモニターの落とし穴

 こんにちは、高林です。

 

 我家のマイカーが新車になり、四か月ほどになります。以前乗っていた車と比べて、車高や車体の大きさに違いがいろいろとあります。恥ずかしい話ですが、ようやく慣れてきたといったところです。

 

 車体の横の大きさは、狭い道を走っているときは、かなり神経を使います。ただ、車庫入れをするときに、後ろの見え方が違うため、間隔のとり方にも気をつかいます。

 

 特に、後ろは、どのぐらいバックできるのだろうかと、最初のころは車から降りて、間隔をみてみました。また、バックモニターが装備されているため、車の直近が見えるので、重宝しています。

 

 しかしながら、バックモニターを活用しだすと、とても便利ですが、落とし穴がいろいろあることに気づかされました。ギアをバックにいれても、モニターがすぐにつきません。情報が映し出されるのに数秒のタイムラグがあるということです。当然ですが、車の後方は見えていますが、車の真横は見えないです。

 

 つい先日も、家族で出かけた際、駐車場に車庫入れをしました。ちょうど柱の横でした。車を動かしているとき、同乗している家族から柱が危ないでと言われて、横を見るとかなり接近していました。

 

 車庫入れの前からわかっていたのですが、モニターに目線が偏り、柱を十分に見ていませんでした。便利なものを活用するのはいいことですが、安全に運転するためのひとつの手段だということを再認識した次第です。

 

 企業ドライバーの車に、バックモニターを搭載している場合が増えてきています。駐車場の事故を防止するためには、とても重要ですが、その使い方をよく考えて頂くこと、万能ではないことも踏まえて、活用してほしいと考えます。

 

 (高林一夫)
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