運転適性診断のこと

 こんにちは、高林です。

 

 SSD研究所の研修では、安全運転のために、ドライバーの事故に結びつく点(ウィークポイント)を抽出し、改善について効果的に行っています。

 

 事故をしないための十分な点や不足点を明確にし、ドライバーに改善点を十分に納得して頂き、目標を立てて行っています。また、業務で安全運転を実践するために、上長など管理部門への安全のサポートもしています。運転適性を診て改善するといった流れです。

 

 ちなみにインターネットで運転適性診断や適性検査などで検索すると色々なものがヒットします。それぞれ良い点があるかと思います。特に、機材を使ったものは、画一的な基準で行うため相対的な評価ができます。

 

 しかし、機材の長所はありますが、ドライバーの運転の癖、たとえば、操作の荒さや先急ぎの傾向などは、表れににくいのではないかと考えます。また、その結果からは、安全運転のために今後どのようにしていけばよいかということがはっきりとしていないと感じます。

 

 実際、お客様から、機材を使った適性検査を受けて、結果がでてきたが、どのようにしたら良いのかといった意見を多く頂戴します。SSD研究所では、その結果を診て、分かる範囲でアドバイスさせて頂くこともあります。

 

 効果的に事故防止を図るのであれば、機材やテストを使ったものに加えて、実車や話し合いが必要と考えます。ドライバーの運転行動を診たり、話し合う中で、事故に結びつく本当の原因があるからです。

 

 SSD研究所の研修は、そこに重点を置いています。ですから、研修後には、ドライバーの運転の内面や運転の考え方を含めた適性結果が出ますし、管理指導される上で、具体的な指導ポイントも明確にしています。

 

 色々な角度から行うSSD研究所の安全運転研修は、常に事故防止のために、何をすべきかを考えて行っています。是非、お困りのことがあれば、問い合わせを頂戴したいと思います。


(高林一夫)
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