無人の車が動き出す-1

 こんにちは、野村です。

 

 1月29日、埼玉県川越市で遮断機の下りた踏切に、無人の軽乗用車が進入し、普通電車と衝突した事故がありました。

 幸い怪我をされた方はいませんでしたが、およそ4時間半にわたって一部の区間で運転の見合わせが続きました。

 

 警察によりますと、車を運転していた方は、近くの郵便ポストに投函しようと車を離れたということですが、このとき、シフトレバーが「ドライブ」に入ったままで駐車ブレーキも確実にかかっていなかったとみられるということです。

 

 以前、事故再発防止研修の受講者から、よく似た事故の話を聞いたことがあります。

 

 初めての客先に出向く際、関連会社の方との同行時に起こしたそうです。2台に分かれて走行し、その方は後続車でした。ところが、2台とも道に迷ってしまったのです。


 そのため、道路脇に車を止めて降り、対処の相談をしていました。そこへ自分の車が追突してきました。道に迷ったこともあり焦って車から離れたということです。

 

「幸いに、自分の車の前部バンパーと関連会社さんの車の後部バンパーがへこむだけで、怪我はありませんでした。ギヤがドライブのままで駐車ブレーキもちゃんと引いていなかったようです。不注意でした。」と受講者はへこんでいました。 (次回に続きます)

  (野村幸一)

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