こんにちは、野村です。
大阪では梅の花がほころび始めました。わたしはこの時期になると、失敗続きだった受験のことを思い出します。
残念ながら、梅でなく桜の花は咲きませんでした。まあ、勉強が嫌いで努力もしなかったので当然です。
勉強はしませんでしたが神頼みはよくしました。近所の神社を手始めに、寸暇を惜しんで(?)、あちらこちらに合格祈願へ出かけました。
もちろん、受験生のメッカである北野天満宮も参拝しました。電車とバスを乗り継いで片道2時間半をかけて。
本殿の前で、学問の神様に向かって念入りに手を合わせ、社務所でお守りを手に入れて大満足でした。すっかり、菅原道真公が守ってくれる合格するという気になり、翌日は安心感と歩き疲れで、昼過ぎまでぐっすりと寝ました。
お気楽な受験生でした。こんな調子でしたから不合格という結果になって当たり前ですね。合格をしたければ、方策を検討し、選択し、実行をしないと。
交通安全も同じです。安全運転のためにはどうすればよいか、事故を起こさないためには何をすべきか、すべきでないかを考え、それを実践することが大切です。
行動をしなければ、努力をしなければ良い結果はでません。安全という花を咲かせるには、地道な努力を続けるしかありません。
少しずつ春めいて風が温んできても、安全運転を忘れないようにしましょう。
(野村幸一)