こんにちは、平野です。
前回に引き続き、駐車場の落とし穴について書かせて頂きます。と言いますのも、最近企業研修の実施を通じて、車庫入れの方法に問題をお持ちの方が多くおられるという印象を持ったからです。
研修では、ポールやパイロンを使って、駐車場を設定し、受講者の方の駐車方法を観察させて頂き、その上で、改善点があれば、トレーニングを実施させて頂きます。
駐車スペースは、特別に狭い駐車場ではなく、通路も含め、一般的な広さです。切り返しを1回行えば入庫できるように設定しています。
しかし、残念ながら、このような駐車ですらポールに接触してしまう方が増えています。接触される方については、明らかに、駐車方法について共通の問題点をお持ちの方が接触しています。
具体的には、以下の点が共通点として挙げることができます。
・後退前、目視確認をしないでミラー確認のみで動き出す
・後退前、後方がよく見えるように、後退時の運転姿勢に変えない
・後退中、左右のミラーは、見るが真後ろの確認をしない
・障害物に接近し、目視確認が必要となってもミラー確認しかしない
・障害物が死角に入り、見えなくなったとき、車から降りて確認をしない
・障害物に接触寸前となるまで切り返しをしない
皆様の後退方法はいかがでしょうか。ご自身の後退方法を振り返ってください。
(平野 勝寛)