安全に対するリーダーシップ

 こんにちは、野村です。

 

 4月になりました。人事異動でリーダーになられた方もいるのではないでしょうか。

 今回の話は、安全におけるリーダーの役割の重要性です。

 

 集団におけるメンバーのひとり一人の安全態度を高めるには、リーダーの役割が非常に重要です。リーダーの安全に対しての想いの軽重で、メンバーの安全態度は大きく変わってきます。

 

 リーダーが安全運転をしなくていいとか、安全運転など気にしていられない、という気持ちを持っているとメンバーは敏感にそれを感じとります。

  

 メンバーに業務を頑張ってもらいながら、安全運転への注意を払ってもらうリーダーの役割は大変なものです。でもリーダーが何も行動を起こさず、そのため、取り返しのつかないことになっては遅いと思います。

 

 何も行動を起こさずにいて、事故が発生してから、「だから自分は前から言っていたのに。」などと言うのは問題外です。このような傍観者のような態度は、リーダーとして失格です。

 

 リーダーは安全活動の中心にいて欲しいと思います。自分が安全風土を作る要であるという当事者意識を持って率先して行動してください。

 

「リーダーシップとは、覚悟である。」とある企業の社長さんが強く言われていました。リーダーの皆様は、業務の多忙さや重責など大変かと思います。しかし、メンバーの安全を確保するのだという強い覚悟で、日常の安全活動へ力を注いでいただきたいと思います。

  (野村幸一)

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