こんにちは、平野です。
運転という行為は、運転席に座り車を動かし始めた瞬間から始まるとお考えでしょうか?もし、そのようにお考えでしたら、それは残念ながら間違いです。
もちろん、車を動かし始めた以上、運転をしている言えます。しかし、運転の始まりは、目的地への道路や交通の状況やルートを把握する段階と考えています。
事故・違反なく、目的地に到着するには、何時ごろに出発すれば良いか、どの道を通れば良いか、途中で、注意するべき交差点や場所はどこか、目的地付近に駐車場はあるのか、なければ、どのあたりにあるかを把握したりすることから始まっていると考えます。
また、梅雨の季節であれば、突然の雨による渋滞を想定したり、学校が夏休みに入れば、子供の飛び出しをいつも以上に注意して走行するということも含めます。
繰り返しますが、上記のような事前の準備を整える段階から、運転が始まっていると考えます。事故を起こさないためにも重要なことです。
先日、事故を起こされた方の研修を担当させて頂きました。運転技量や危険に関する知識は、十分にお持ちです。しかし、事故を起こしてしまいました。
事故を起こした理由は、走行経路を間違え、目的地を探しながら走行していたため、運転への集中が低下し、事故となりました。
走行経路の把握をしないで、出発したため、道に迷い、その結果事故となりました。事前の準備不足が招いた事故といえます。
ご本人様は、今回の事故により事前の準備の重要性を実感しておられました。皆様もどうかご注意をしてください。
(平野 勝寛)
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