SSD研究所は、一般財団法人大阪府交通安全協会さまからご依頼をいただき、さる7月4日に阿倍野区民センターで開催された地域交通安全活動推進委員研修会において、「自転車事故と交通安全」を演題に講演を行いました。
研修会には、大阪府下の地域交通安全活動推進委員の方が約500名が参加されました。警察官による講義のほか、弊社の寺田喜嗣が「自転車事故と交通安全」をテーマに講演を行いました。
※地域交通安全活動推進委員とは
地域における道路交通に関するモラルを向上させるための諸活動のリーダーとして活躍していただくボランティアの人たちに法律上の資格を付与し、当該活動の促進を図るために設けられたのが、地域交通安全活動推進委員の制度です。具体的には
○ 学校や自治会等における交通安全教育
○ 街頭での交通安全の指導や広報啓発
○ その他、地域における交通の安全と円滑に資するための活動
等、各地域において活発に活動しています。
──大阪府警察本部のWEBサイトより抜粋
自転車も交通社会の一員であることを自覚していただく
講演は、地域交通安全活動推進委員の方に、自転車が交通社会の一員であることを自覚することが事故防止につながるということを、再確認していただくことを目的としました。
自転車事故の半数以上が出会い頭事故であるといった、自転車事故の状況や、被害者にも加害者にもなり得る自転車事故の特性について解説を行い、地域交通安全活動推進委員の方が、それぞれの地元での安全啓発活動に活かしていただけるエッセンスを提供させていただきました。
約40分の講演でしたが、参加者の中にはメモを取るなど、熱心に傾聴してくださる方もおられました。今回の講演が、地域交通安全活動推進委員の方にとって、それぞれの地域で自転車事故防止のための指導をされる際のヒントになれば幸いです。
【地域交通安全活動推進委員研修講演データ】
〈日時〉
平成26年7月4日(火)
14:00~14:40(研修の全体時間は13:30~15:00)
〈場所〉
阿倍野区民センター
〈対象者〉
大阪府下の地域交通安全活動推進委員(約500名)