こんにちは、高林です。
みなさんの乗っている車、マイカーや業務での車のアクセルペダルは、どのようになっているでしょうか?
ペダルそのものが、上からぶら下がっているタイプですか?それとも床から出ていてペダルを踏み込むタイプでしょうか?
アクセルペダルには、「吊り下げ式」と「オルガン式」の2種類あります。国産車の多くは、「吊り下げ式」を採用されています。
「吊り下げ式」は、ブレーキもアクセルも上側での構造処理ができています。しかし、「オルガン式」は、車体下側でワイヤーを這わせたりします。したがって、コスト的には「吊り下げ式」の方が安くなるといいます。
操作面において、「オルガン式」は、アクセルを踏む足の軌跡とペダルの軌跡が同調します。そのため足のかかとがずれにくく、レスポンスも良くなります。疲労も軽減するといわれます。
「吊り下げ式」は、微調整がしやすいと言われますが、踏めば踏むほどアクセルペダルが、つま先から離れていくようになります。
どちらの方式でもメリットとデメリットがあるようです。しかし、運転操作を繰り返していると、慣れてそれほど苦にならなくなります。二つとも同じようなものだと感じるかも知れません。
ただ、アクセルペダルの踏み方や踏む量などは、運転に大きな影響を及ぼします。踏み方によっては、荒い操作となり非常に危険です。
当たり前ですが、車の構造上の違いがあっても、ドライバー自身の操作方法が要だと思います。どんな状況であっても丁寧に操作をしてほしいものです。
(高林一夫)
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