こんにちは、野村です。 前回の続きの話です。
さて、職員の対応のよい学校ですが、一番感心をしたのは、帰りのバスの送迎時のことです。
事務前で乗車される方を運転手さんが待っています。乗車案内を終えると、運転手さん全員で「安全運転でお願いします！」と斉唱をしていました。
翌日、朝一番にお礼をかねて電話を窓口担当者へ入れ「素晴らしい対応ですね。」と気持ちを伝えました。すると「うちは社員教育に力を入れているのです。アンケートをとり厳しく対応しています。」とのことでした。
メンバーの素晴らしい行動の背景には、TOPが質の高いサービスをお客様へご提供しようという考え、その想いがあるのだと思います。それが組織全体に浸透しているのだと。
残念ながら、人は怠惰な面を持っています。また、易きに流れやすいものです。ですから、管理責任者が常に高いレベルを目指し、指導や教育・訓練をする必要があります。TOPの想いが低ければ、間違いなくメンバーの意識は低くなります。
安全運転もまったく同じです。小さな事故くらい仕方がない、忙しいのだから違反くらいするだろうと、TOPや管理責任者が考えていれば、メンバーはそれを敏感に感じ取ります。
管理責任者が交通安全が大事である、社員や社会に対しての責任を果たそう、という考えや想いをいかに強くもっているかで、メンバーの行動が変わってきます。
管理責任者の役割は重要です。弊社では、そのような管理責任者の方への研修を実施させて頂いています。ご利用を是非ご検討下さい。
（野村幸一）