東淀川交通安全協会様において講習会を実施

 SSD研究所は東淀川交通安全協会の安全運転管理者部会さまからご依頼をいただき、さる11月27日(木)に東淀川交通安全協会内講習室および駐車場において、講習会を実施しました。

 

 講習会には東淀川交通安全協会の安全運転管理者部会の会員様14名が参加され、それぞれの事業所の従業員の方々の交通事故防止を目的に研修を行いました。

 

 特に、駐車場での事故防止を図るために「運転者の内面特性の把握」「駐車場での注意ポイント」をテーマに座学と実車を用いて研修を行いました。

運転者の内面特性の把握

 まずはじめに、受講者様の運転における内面の特性を理解していただくために、弊社が開発した「大森式SDテスト」を受診していただきました。

 

 その診断結果をご覧いただきながら、ご自身の結果について注意すべき点などの解説を致しました。

 

 また、事業所において社員、部下の適性に応じた指導方法について解説しました。

駐車場での注意ポイント

【座学研修】

小冊子「自分で気づこう!バック事故の危険」(シンク出版発行)を用いてご自身の運転を振り返るとともに、駐車場で多く発生している事故パターンについて解説をし、事故防止のポイントの理解を図りました。

【実車研修】

 協会様の駐車場をお借りし、受講者に実際に駐車場での入庫、出庫の演習を行いました。

 

 お一人ずつに入出庫をしていただき、ワンポイントアドバイスを行ないました。また他の方には、車の周囲から、ドライバーの目配り、車を動かす際の速度について観察をしていただきました。

 

 ほとんどの方は運転経験が豊富で、十分に運転技量はお持ちでした。しかしながら、確認が左右のいずれか片側に偏ってしまったり、不足する場面がありました。また、入庫時や出庫時、切り返し時に速度が速い方がおられましたので、これらの注意ポイントをアドバイスさせていただきました。

 

 また、観察されている方々も、真剣に他の人の運転ぶりをご覧になられており、注意すべき点に改めて気づかれたご様子でした。

研修を実施して

 講習終了時のまとめの時間では、弊社SDテストの結果や駐車方法についての意見交換が受講者同士で交わされるなど、普段の運転についての振り返りができる機会となりました。受講された皆様の事業所において、交通事故事故が減少することをお祈りしております。

【東淀川交通安全協会 講習会データ】
〈日時〉

平成26年11月27日(木)
13:30~16:30 
〈場所〉

東淀川交通安全協会 駐車場および講習室

〈対象者〉
東淀川交通安全協会 安全運転管理者部会の皆様(14名様)