こんにちは、野村です。
今回の話は、シートベルトです。
警察庁とJAFの調査で、シートベルト装着率が、一般道路、高速道路ともに90%を超えているとのデータを見ました。
高い装着率になってきたなと思います。20年以上前だと、今よりずっと装着率は低かったです。その理由は「メンドウ」「格好が悪い」「大丈夫だ」などでした。
一度、運転研修で、普段シートベルトはしていないという方がいました。友人がスピードを出しすぎてカーブを曲がりきれず道路脇の溝に落ちた時、シートベルトをしていたから、なかなか脱出できなかった。だからしない、と強く主張されました。
このように、特異な例をあげたり、論理的でない後付けの理由を作ったりして、シートベルトを着けない方もおられました。
それが今は殆どの方が装着する、言い換えるとシートベルトを着けるのが「当たり前」となってきました。
正しいこと、良いことだと分かっていても、それが、個人においても、集団においても、実行することが「当たり前」になるのには、時間がかかります。
さて、後部座席の装着率です。上記のデータでは、後部座席の装着率は、まだ約35%と低いです。装着が当たり前となるよう、個人、集団とも少しずつ変わっていけばと考えます。
弊社の教育資料ダウンロードでは、シートベルトについて、先月、今月と作成しました。簡単な知識テストですが、シートベルトについて考える機会を作るため、よろしければご利用ください。
(野村幸一)