こんにちは、野村です。
企業の中には事故を何度も起こすドライバーがいます。
3年間に4回とか、5年間に6回とかの事故を起こしたりする方もいます。管理責任や管理能力を問われるため、上司や管理部署の方は大変です。
なかには車を大きく破損する事故を起こしても、ケロッとして事の重大さを感じていないドライバーもいます。
その態度に歯がゆい思いがする、とある企業の総務様が言われていました。
事故再発防止研修では、受講者から、バタバタしていた、時間がなかった、たくさんしなくてはいけないことがあった。そんな事故の理由をよく聞きます。
事故やミスをよくする人は、このように言い訳をする傾向が強いです。
失敗の理由を、仕事に取りかかるのが遅かった、ほったらかしにしていた、優先順位が間違っていたとは決して言いません。
その人のことを周囲は、また事故をしたミスをしたと思っているのに、本人はたいしたことではない、自分はあまり事故やミスをしないと考えています。このことが事故やミスの根本原因です。
事故やミスを繰り返す人は、言い訳が多い。しかし、言い訳が多い人は、自分が言い訳をしていると気づいていません。
グルグル回りで難しいです。事故を多発する方に変わって頂くのは、そう簡単はことではありません。
(野村幸一)