経験を積んでも油断しないこと

 こんにちは、野村です。

 

 ある企業様からは、入社2年次の研修をご依頼頂いています。


 昨年の研修時は、学生の雰囲気が残っていた新入社員の方々が、先日の2年次研修では、キビキビし、表情も凛々しくなっていました。

 

 仕事の経験を積むことで成長されたのでしょう。先輩、上司、顧客に鍛えられたのだと思います。難しいこと、困ったこと、嫌なことを多く経験し、それを乗り越えて来た、もしくは、来ているのだと感じました。

 

 成長するとは変化することです。出来なったことが出来るように、出来ることがより確実に早く出来るようになることです。

 

 運転でも、経験を積むことで変化をしていきます。始めはスピードや周りの車にびくびくしながら走り、たどたどしく車線変更等をしていたのが、経験を積むことで怖さがなくなり、滑らかに出来るようになります。

 

 ただ、人は良いほうにも、悪いほうにも変わります。たとえば、仕事では経験を積み、余裕を持つことで、サボったり手を抜いたりする人もいます。同じように、運転でも余裕がでてきたことで緊張感を持たず軽い気持ちでハンドル握りがちとなります。

 

 スピードを上げたり、わき見をしたり、運転中にメールや携帯電話をしてしまう方もいます。経験を積んだことで危険になってしまうのです。

 

 慣れるのはよいのですが、安全のため、適当(悪い意味の)な運転にならないようにしましょう。経験を積んだからと、油断をしないことです。
                                           (野村幸一)

>> スタッフブログ一覧へ