こんにちは、平野です。
今回の話は、自分都合の勝手な思い込みに注意しましょう。です。
多くの企業様では、駐車場での構築物への接触事故や、発進時及び、停止時の追突事故の対策に頭を悩ませておられます。
駐車場や、発進時及び、停止時の追突事故は、接触するかも知れない箇所を把握し、それらへの目配りを実践することで防止ができます。
もともと、低速で動いているので接触するかも知れない箇所を早くから見て、対応を考えたり、修正を行う時間的余裕も十分にあります。
しかし、実際には、見落としや、発見遅れ等の確認ミスによる事故が起きています。少しの注意や目配りで、未然に防止できたはずなのに起きています。
このような事故の背景には、障害物はないだろうと考えたり、前の車に追突しないだろうという、自分都合の勝手な思い込みの影響を受け、確認を省略したり安全を確かめていないにも関わらず、確かめたつもりになってしまう点が考えられます。
駐車場事故や追突事故を防止するには、よく見るということです。もっと言えば、自分都合の勝手な思い込みに陥らずに、接触するかも知れない箇所を把握し、接近する前から、見ることを実践することです。また、そのような意識を持って運転しているかどうかを把握、管理することも必要です。
(平野 勝寛)