こんにちは、野村です。
先日、各新聞に、自転車の危険行為についての記事がありました。
読まれた方もおられるかもしれませんが、ご紹介します。
悪質な自転車運転者に安全講習を義務付ける新たな制度が6月1日に始まりました。
その後、1カ月間に、全国の警察が「危険行為」として摘発し、警察庁に報告したのは549件でした。(警察庁の集計、7月6日)
摘発された549件の項目別の内訳は、信号無視が231件で最も多く、続いて遮断機が下りた踏切への立ち入りが195件で、この2項目で全体の77.6%を占めました。
安全講習が義務付けられる同一運転者への2回以上の摘発は0件でした。
都道府県別では、東京都が189件と最多。121件の大阪府、51件の愛知県の順となっています。
危険行為をした運転者は警察官から指導・警告を受け、従わない場合は交通切符(赤切符)が交付されて摘発されます。切符の交付などが3年以内に2回以上となった場合、安全講習を受けなければなりません。
自転車に乗っていると、軽い気持ちで交通ルールを無視してしまいがちです。しかし、自分自身の安全を確保するために交通ルールを守るようにしましょう。
(野村幸一)