こんにちは、野村です。前回の続きです。
人には色々な欲求があると書きましたが、その強さも、また人によって違いがあります。
強い人は、持つ欲求を満足したいと強く心が働きます。
そして、欲求を満足させられるのならば、満足をさせてくれる対象に対して“好き”と感じます。
例えば、ポッチャリ君やケチンボさんは、インターネットで人気グルメランキングや価格調査の検索に余念がありません。嫌味君は他人の上げ足をとることに力を注ぎます。
自分の欲求を満足させてくれるものに近づこうとし、欲求を満たそうと興味のアンテナを張っているので、どんどん対象に関する色々な情報を多く効果的に集めることができます。
逆に、対象に対する興味の無い人には情報は集まりません。(もともと集めようとしないのですから当然といえば当然ですが。)
さて、交通安全です。交通安全も興味の無い人には理解がしにくいものです。行動にもつながりにくいです。これが交通安全活動の難しいところです。
でも、重要なことであるのは確かなことです。
不幸な事故を1件でも防ぐため、安全でありたいという欲求を思い浮かべて頂きたいと考えております。多くの方にほんの少しでも、交通安全に対して興味を持つきっかけになればと、悪戦苦闘しながら日々の業務に当たっています。
(野村幸一)