こんにちは、野村です。
姫路城に行ってきました。
「美の巨人たち」でいうところの、国宝にして日本で最初の世界遺産。軍事上重要な拠点であり知略の限りを尽くした戦う城でありながら不戦の城へ。
5年半の保存修理を終えた天守閣は白く美しいものでした。ただ、思っていたよりは白くないように感じました。
曇天だったからか、期待が大きすぎたからか、少し時間が経ったからか、とにかく映像で見るよりは白くありませんでした。あくまで、ワタシの主観ですが。(これから行かれる方には申し訳ありません。)
でも、白さはともかく、知性が感じられるお城であることに間違いはありません。
知性といえば、姫路城の魅力や見どころ・特徴について、春からたくさんの番組で見ました。そんなことから、知的好奇心を持って大手門をくぐり、天守をめざしました。
ところが蒸し蒸しする中、広い城内を歩いていると、いつしか知的好奇心は吹き飛び、何も考えず、下を向いてダラダラと歩いているだけになりました。
知的好奇心とか言いながら、結局は城の白さを観たかっただけなのかもしれません。 (次回に続きます)
(野村幸一)