こんにちは、野村です。前回の続きです。
窓に格子がないとか、軒先がずれているとか、そんなことを見ず感じず、ただただ天守をめざします。
それにしても、どうしてお城へ行くと、行列へついて狭く急な階段を上り、天守閣に向かうのでしょう?
ワタシも、一番上まで登り、窓から下の景色を見て「涼しいなあ」「高いなあ」「すごいなあ」と汗を拭きながら、お決まりの陳腐な言葉を口にしました。
汗がひき、少しだけ回るようになった頭で、何でだろうとボンヤリ思いながら、階段を降りました。
頭と身体を同時に使うのは、人にとって難しいことなのかもしれませんね。
さて、運転です。ハンドルを回したりアクセルやブレーキを踏んだりして、一見身体を使う作業のように思えますが、実は注意力や判断力、決断力、認識力や感受性など、頭を使う方が多い作業です。
しかし、身体よりも疲労を感じにくいです。そのため、集中力が低下し漫然と運転することがあります。場合によっては居眠り運転につながるなど、危険な状態に陥ります。
疲れを自覚していなくても、早めに休憩をとりましょう。もう少し先で休憩をしよう、もう少し走ってから休憩に止まろうでは、手遅れになるかもしれません。
シルバーウィークがもうすぐきます。遠出をされる方も多いと思います。安全のため、少し早いかなと思うタイミングで休憩を取るようにしてください。
(野村幸一)