こんにちは、平野です。
移動の手段として自転車を利用される企業様が増えて来ています。
従業員の方の健康増進、コスト削減、温暖化対策等、多くのメリットがある一方、事故が多発しています。安全担当者の方の悩みの種の一つとなっています。
ドライバーからすると自転車は、見つけにくく、すばしっこい乗り物で、見落とされたり、発見が遅れたりしがちです。
したがって、自転車が事故にあわないためには、ドライバーに早くから、気付いてもらえる工夫が必要です。
また、見落とされているかも知れないと考え、いつでも停止できるようにしておくことです。基本中の基本ですが、車道の左側通行することや、ライト、ベル、反射器材等を装備することも大切です。
加害者の観点からみると、歩行者の間を縫うように走り、歩行者を驚かせたりして、いつ事故を起こしても不思議ではない自転車を見かけます。歩いていて、危険な場面を私自身、何度も体験しています。
車の仲間である自転車が、歩道を走行する以上、歩行者を最優先する義務があります。万が一、歩道で事故を起こすと、その責任は自転車側にあるとの判断され、厳しく処罰されます。
この点をよく考え、いつでも停止できる速度や、少しでも危険を感じた場合は、自転車を押して歩くことを実践しましょう。自転車に対する法的な義務と責任が大きくなっていることを理解して利用しましょう。
(平野 勝寛)