2015年11月13日(金)に森下仁丹株式会社様の大阪テクノセンターにおいて、「危険を予測し事故を防止しましょう」をテーマに、危険予測トレーニングや交通事故発生時の対応などについて研修を実施しました。
同社では通勤や業務において車を利用する従業員が多くおられ、定期的に交通安全教育が行われています。SSD研究所では、今年8月にも同社の滋賀工場において、事故防止研修会を実施させていただいております。
今回の事故防止研修会には、大阪テクノセンターに勤務する約70名の方が参加されました。中には車を運転されない方もおられましたが、歩行者や自転車の立場でも役立つ内容を心がけて研修を実施しました。
具体的には
・事故を起こしてしまったら
──事故発生時の対応、事故時に提示する書類、確認しておくべき事項
・ヒューマンエラーについて、事故が起きるメカニズム
──ヒューマンエラーの解説、事故をおこしやすい人の性格特性、「急ぎの心理」のチェック
・危険予測トレーニング
──交通場面を描いたイラストに、危険と思われる箇所を記入
といった内容で研修を実施しました。普段の運転行動を振り返っていただく「急ぎの心理」のチェックについては、急ぎの行動にチェックが入る方が少なく、結果は良好でした。危険予測トレーニングでは、危険と思われる箇所を数多く発見されている方もおられ、熱心に受講していただきました。
約1時間の講習でしたが、参加された皆さんは講義内容をメモされるなど、安全運転に対する関心の高さが感じられました。今回の安全研修会を活かして、無事故無違反を達成していただければ幸いです。
【森下仁丹株式会社様 研修データ】