こんにちは、野村でです。
安全に運転をするためには、いろいろな能力が求められます。
まず、車を思い通りに動かすことができる操作能力です。
これ以外に、必要な情報に気づく能力、その情報の意味や軽重(次に起こることを含めて)を評価する能力、自己の思考や行動を他者との関係性から適応させる能力が必要です。
これらに(良い・悪い)影響を与えるのが、知識や経験や性格特性や態度です。安全運転とは、色々な要素が絡み合っていて複雑なものです。
知識、経験、態度、性格特性などを総動員して取り組む、それは仕事と似ている気がします。
PCや事務機器を正確に早く使い、顧客や競合の要望や動向を色々な情報から読み取り、どのように行動すべきかを判断する。日々においては、自分の思考や行動の癖や偏りに気づき修正し、社内・社外の人とうまく調和をとっていく。仕事ではそんなことが求められているはずです。
車の自動化が進んでいます。しかし、今のところは、言葉のとおり自動車(自動+車)ではありません。車を動かしているのは人であるといえます。ですから、ひとり一人が色々な能力を高め、成長することが安全運転に必要なことかもしれません。
(野村幸一)