こんにちは、平野です。
みなさんは、ご自身の運転技量や安全レベルについて、どのようにお考えでしょうか？
両者に自分自身で点数をつけるとすれば、どれくらいの点数が、妥当とお考えでしょうか？
弊社では研修開始時に、上記を確認させて頂くことがあります。殆どの方は、運転免許証をお持ちであることに加え、業務で毎日運転をされておられることもあり、レベルの高い自己評価されます。
しかし、実際に運転を観察（他己評価）させて頂くと、自己評価と、実際の運転にギャップが見つかる場合が多くあります。加えてこの点を指摘させて頂くと殆どの方は、本当ですか、そんなはずはない、今までそんなことは誰にも言われたことが無かった等、少々驚かれます。
自分自身の運転技量や安全運転能力を、正確に自己評価することは、私達は本当に苦手です。私感ですが、実際よりも約20パーセント上積み（甘く）してしまいます。私自身も、友人のインストラクターに、同様の指摘を受け、改めて自分自身の行動について思い知らされた経験があります。
このような傾向は、年配の方より入社歴の浅い男性の方に、顕著に現れるようです。少々の危険でも、自分なら無事に切り抜けられるだろうと考え、無理な判断をしたり、減速や停止を省略し、事故を起こすような運転をする傾向が伺えます。
事故なく運転するには、自分自身の運転操作の技量を正しく自己評価することが基本です。そのためには、自己評価は常に甘くなると思い、自分が思っているレベルより、約20～30パーセントを差し引くというようなイメージが必要と考えます。また、自己評価に固執せず、他己評価を受け入れ、その都度ギャップを埋める努力が必要です。
弊社の安全運転研修は、受講者の方に、操作技量、事故防止能力、内面上の特性を正確に診断させて頂くことで、ご好評を頂いております。
違反や、ヒヤリが増えている事業所様におかれましては、事故となる前段階に、個々のドライバーの皆さまに、運転技能や、内面特性を正しく把握して頂き、適切な事故防止の方法を理解して頂く、講習が御座います。是非、ご利用をお待ちしております。
（平野 勝寛）