SSD研究所は、平成28年4月18日にキャタピラージャパン株式会社明石工場において、同社で毎年実施されている安全講習会にて講演を行いました。
今回の講演実施の経緯ですが、安全講習会のご担当者様が弊社のホームページをご覧になり、ご利用いただく運びとなりました。
受講者は約90名で、通勤で車やバイク、自転車を利用されている方を対象に講演を行いました。
事故が起きていない時ほど事故は起こる
講習については「安全確保の心構え」と題し、「事故が起きていない時ほど事故が起こる」と考え行動することで、さらに無事故の期間を続けていただくことができるという内容のお話をしました。
ハインリッヒの法則をはじめ、人はエラーを起こすものという考えのもと、「事故が起きていないからこの先も起きない」という考え方は、極めて危険であることを繰り返し訴えました。
受講された方の中には、無事故無違反の期間が10年以上の方が多くおられ、30年以上無事故無違反を継続されている方もいらっしゃいました。作業安全と同様に日常の運転でも安全を重視されているという印象を持ちました。
また、質疑応答においても、こちらの質問に積極的に答えていただくなど、熱心に受講していただくことができました。
元来が安全をベースにされておられる企業様ですので、工場内では作業KY(危険予測)やヒヤリハット報告など、安全活動に対し非常に熱心に取り組まれており、建物内も清掃がいきわたり、整理整頓も十分になされていました。
日常の取り組みに加えて、安全確保の心構えを十分に意識していただき、今後も、交通安全、作業安全を継続されることをお祈りいたします。
【キャタピラージャパン株式会社 講演データ】
<日時>
平成28年4月18日(月)
14:00~15:30
<場所>
キャタピラージャパン株式会社明石事業所
<対象者>
通勤で車、バイク、自転車を利用される方(約90名)