こんにちは、野村です。
トヨタ自動車の豊田章男社長が、TVでこんなことを言っていました。
クルマを好きだった社員がクルマ好きだということを隠さなくてよくなってきた会社に変わってきた。
堂々とクルマが好きですと言えるようになってきた。堂々とモータースポーツに行ってきますと言えるようになってきた。堂々とクルマのことを話題にできるし、してもいいんだという会社になってきた。と。
とても正直に言われたのだと思います。ただ、それを聞いてチョット驚きました。違和感を感じました。
若い人のクルマ離れが進んでいます。ワタシの友人達は社内でクルマの話をしないと言います。クルマの話をすると、オタクと思われるから嫌だと。
そんな世の中のムードが自動車メーカーさえもなのかと複雑な気持ちになりました。そして、堂々と好きと言わない(言えない)クルマを売っていたのかとも思いました。
ところがです。そんな思いもありながら試乗をした新型プリウス。凄く良いクルマでした。その出来のよさに本当に驚きました。トヨタの実力と本気度を感じました。“トヨタやるやん”と思いました。
トヨタはWRC(世界ラリー選手権)の参戦のための準備も始めたそうです。久しぶりの参戦、かつて、セリカで世界チャンピオンになってワクワクしたことを思い出します。
クルマが好きな人が作るものは、心惹かれるものになるはずです。ワタシも初めてのクルマはトヨタ車でした。セリカやカリーナにも乗っていました。本当はトヨタが大好きです。
モータースポーツでも販売台数でも、そして魅力あるクルマとしても世界NO1になって欲しいです。トヨタ自動車に期待したいです。ひとりのクルマ好きとして。
(野村幸一)