人の話を聞かないひと-2

 こんにちは、野村です。

 

 前回の続きです

 

 運転だけではなく、皆さんのまわりに、人の話を聞かないひとはいないでしょうか。

 

 “話を聞かないひと”にも色々あります。今回のテーマは、単に自分の話は聞いてほしい、でも他人の話は聞きたくないといった子供っぽいひと、とは少しニュアンスが違います。


 人の意見に耳を傾けないひと、聞いてもうわべだけのひと、聞いても否定的に心が働くひとです。

 

 このようなひとは、アドバイスを聞き入れないし、ときには不機嫌になったりプイと顔を背けるという態度をとったりします。

 

 そのようになるのは、自己中心や自己愛の心が強く働くからです。自分が可愛くて仕方がないからです。自己の存在を脅かすものから身を守るためです。もしくは、人の意見を聞くということが負けたことになる(勝ち負けととらえる)自己顕示の心理によります。

 

 その結果として次のようになってしまうと思うのです。
① マイナス思考になる。否定的で意欲がなくなる。
②(正しそうな理屈を言い)出来ない理由ばかり述べる。
③ うわの空で聞いているので、指示を忘れたり、とり間違えたりする。
③ 他人からの本当の情報が得られない。
④ 周りから一見認められているようだが実は違う。(踊らさせれている)

 

 そうならないためには、
㋐ 人の意見を包み込んで受け取とめる。そうすれば色々な情報が集まる。
㋑ 色々な分野に興味を持つ。好奇心を持つ。
㋒ 新しい言葉を覚える。新しい言葉がなければ新しい思考は生まれない。

 でしょうか。

 

  非常な努力と日々の訓練をしないと人の話を聞けるようにはなりませんね。

 

                                                                                                                               (野村幸一)

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