こんにちは、平野です。
今回は、車両清掃がテーマです。
お客様への訪問、商品の搬入搬出その他、多くの目的や用途で、社有車を所有し、従業員の方に貸与されている企業様は多くおられます。
企業は、社有車による事故を未然に防止するため車両整備や点検を行います。加えて、事故防止を最優先できる運転環境を整えたり、実践へ向けた教育や動機付け等の活動も行います。
これらの活動により、事故や違反のない運転を重要と考える風土が次第に高まり、その必要性やメリットをより深く理解し、共有することで事故や違反のない運転を当然のことと考えを誰もが実践するようになると考えています。
事故や違反なく、安全で正確に目的地に到着することで、業務を予定通りに行うことが可能となり、お客様との信頼関係を維持することが可能となります。逆に事故となれば、その処理に時間を奪われます。お客様から頂いた時間に到着できなくなり、ご迷惑をかけ、信頼を失うことになるかも知れません。
そのことから、社内に損害、損失、迷惑をかけることにもなりかねません。最悪のケースとなれば、事故を起こした本人だけでなく、そのご家族にも心配や迷惑をかけたり、ご家族の方の人生を変えてしまったり、ご家族そのものの失う事態に至ることもあります。
社有車を貸与する企業も、業務での運転をする従業員の方も、この責任の重さをしっかりと分かった上で、事故や違反の無い運転に取り組む必要があると考えます。またそのような共通の理解があれば、会社の車を大切にしようとする気持が生まれやすくなります。日々の車両点検整備、清掃、車内の整理整頓のあり方や方法にも反映されると考えます。
日常的に繰り返される運転です。暑い日が続くと車両清掃もおっくうとなるかも知れません。しかし事故防止の義務は、自分自身だけのためではでなく、お客様、職場、職場の仲間、自分の家族を守ることにつながります。
現状を維持し更により良くするためには、事故や違反防止がどうしても必要となります。この点を再確認する有効な機会として全員で事故や違反防止の思いを込めて、車両清掃を行ってみることはいかがでしょうか。
(平野 勝寛)