2016年9月5日(月)大阪府下にあるSSD研究所の提携校において、協和発酵キリン株式会社様の大阪支店に配属された新入社員様(6名)を対象に運転研修を実施しました。
こちらの企業様では安全運転の励行に非常に熱心に取り組まれており、配属前の集合研修時に、全営業予定者を対象として「運転技能判定」や、「一定の基準に達していない方対象に追加のトレーニング」を実施されています。また、マネージャー研修なども実施されて弊社をご利用いただいております。
講義では「当てない運転」の重要性を訴える
今回の新入社員研修では、
- 運転技能や心構えの再確認
- 適性診断テスト(SDテスト)
- 運転姿勢や内輪差、死角等の理解
をテーマに演習を実施しました。
実技トレーニングに先立ち実施した講義の中で、求められている運転は円滑さやスピーディーさではなく、事故をしないこと(当てない運転)であることであることを踏まえ、
- 駐車場においてはスムーズな入出庫を心がけるのではなく、不安を感じたら早めに切り返すこと
- 狭い道路での行き違い時には、早めに道路左端に停止して対向車を先に行かせること
- 右折時には後続車があっても対向車とは自身の安全な判断で発進すること
など、事故防止の観点から判断し行動することを訴えました。
運転姿勢について意見交換をしながら理解を図る
集合での演習では、安全運転のための基本である運転姿勢について、全員で意見交換をしながら正しい運転姿勢の重要性の理解を図りました。また、車の周囲にパイロンを置き、実際に見えない部分(死角範囲)を体感していただきました。
トレーニング当初は確認が不足したり、やや危険な判断をしたりすることがありましたが、アドバイスを真摯に聞き入れていただき、安全度の向上を図ることができました。
研修終了時の感想文では、
「当てない運転をするために、わからないときは待つ」
「目視+ミラーをうまく活用する」
「駐車で障害物にあてる前に早めに切り返すこと」
といった今後の安全運転につながる、具体的な運転目標を記入されていました。
この先、12月と来年3月にも継続して研修を実施予定です。次回以降の研修では運転の振り返りを行い、安全な企業ドライバーとしての意識面、技量面でのさらなる定着を図ります。
単独で運転するときにも今回の研修で理解されたことを実践していただき、事故なく業務を遂行されることを願っております。
【協和発酵キリン株式会社様 新入社員研修データ】
<日時>
2016年9月5日(月)
9:40~16:30
<場所>
大阪地区 SDシステム実施自動車教習所
<対象者>
新入社員(6名)