見本と模範

 こんにちは、高林です。

 

 我が家には2匹の猫がいます。一匹は11歳で、もう一匹は写真にある子猫です。

 

 実は、先日まで、違う猫を飼っていましたが、2歳ちょっとで病気のため死んでしまいました。

 

 一匹だけでは、寂しいし新たなメンバーがほしいと思い、猫の里親募集をみて、ある方から子猫を譲り受けました。生後3カ月で、人間でいうと3歳ぐらいです。

 

 今、家の中を走り回るようになって、いろいろなものにじゃれて遊んでいます。見ていたり、相手をしてやったりするとかわいいですし、面白いものですね。

 

 この子猫は、人間は、遊び相手のように思っていてかなりじゃれつきます。ところが先住の11歳の猫は怖いようで、同じ部屋にいたら、その猫の顔色を見ているようで、少し警戒をしています。

 

 先日も先住猫の前でじゃれすぎてしまい、その猫に厳しく猫パンチをもらったり、噛みつかれたりして注意をされていました。

 

 それらの指導があって、子猫は先住猫の様子と同じように行動をとります。先住猫の様子をよく見ています。親猫の教育を受ける子猫ですね。ですから、爪とぎやトイレは、先住猫をまねてすぐに問題なくしてくれるようになりました。

 

 教育というものは、人間も動物もの変わりません。大切なことは、親から子へ、目上のものから目下のものへ、先輩から後輩へと受け継がれます。言葉で伝えることは大切ですが、それ以外に正しい模範を示してやることで大いに伝わるものです。

 

 これからこの子猫が、先輩としての先住猫の良いところを多く学んで、手のかからない、おりこうな猫に育ってほしいと思います。

 

(高林一夫)

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