こんにちは、野村です。
先週、トヨタ自動車とスズキは業務提携の検討を始めると発表がありました。自動運転などの先進技術を念頭に動き出すとのことです。
自動運転については、自動車メーカーがしのぎを削り、その開発速度も加速をしています。
TV報道では「自動運転はまさに革命である、最初に制した者が覇者になる。」と、あるメーカーの責任者が言っていました。
「生き残れないメーカーも出てくる」とも。またドイツでは国策として自動運転に力を入れているそうです。
この自動運転は、4つのレベルに分けられます。
レベル1・・・ハンドル、アクセル、ブレーキのいずれかを自動で操作する。
レベル2・・・上記の複数の操作を自動で行う。
レベル3・・・全ての操作をクルマが行う。
レベル4・・・ドライバーの乗車も不要な完全な自動運転。
多く導入されてきている自動ブレーキはレベル1、ハンドルとアクセルを操作し、例えば車線変更をするのがレベル2で導入した車種があります。
自動運転は、グーグルなどの他業種の参入、センシングメーカーの躍進、自動車メーカーの再編など、産業構造の変革を起こしそうです。
運転免許や交通インフラ、交通法体系の変更、生活スタイルや価値観への影響など、大きな流れがすぐそこまで来ているのかもしれません。
(野村幸一)